西洋史

授業目的
古代エジプトとオリエント・地中海世界の歴史について,政治的,文化的な交流に着目して学習する.また,歴史研究における史料の解釈,批判についても理解を深める.
到達目標
・古代オリエント史・古代ギリシア・ヘレニズム・ローマ史の一般的な知識を理解する.
・古代史研究に必要な,歴史記述や碑文,パピルス,貨幣,考古学史料について理解を深める.
・歴史学全体に共通する概念や理論を理解する.
授業計画
第1回古代エジプトの社会と文化
第2回ヒクソスのエジプト支配
第3回アマルナ文書とアクエンアテンの宗教改革
第4回「海の民」と地中海世界
第5回エジプトと「旧約聖書」
第6回アケメネス朝ペルシアの支配
第7回アレクサンドロス大王の支配と「大王伝説」の形成
第8回プトレマイオス朝の支配と「ロゼッタ・ストーン」
第9回ギリシアとエジプトの融合神?「サラピス」崇拝
第10回クレオパトラの支配
第11回ローマ帝国のエジプト支配
第12回パピルス文書から読むエジプト社会
第13回エジプトにおけるキリスト教のはじまり
第14回これまでのまとめ
【授業外学修】毎回,授業で使用する資料を事前にLUNAにアップロードしておくので,予習としてそれを読み授業に参加する.また,受講後はノートやメモを参照し,あらためて資料を読み授業内容を理解する.
**こちらの内容は2023年4月10日を基準としたものです.最新のシラバス情報,詳細は大学提供のシラバス情報照会ページシラバス情報照会ページで確認してください**